CSR2プロジェクト報告書 ~みんなで相乗効果を高めるプロジェクト~

CSR2プロジェクト報告書 ~みんなで相乗効果を高めるプロジェクト~ page 80/94

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「CSR2プロジェクト~集大成と今後への期待~」横浜市立大学CSRセンター長影山摩子弥氏有識者意見「CSR2プロジェクト」は、CSRの取り組みを促すイベントとして、非常に意味のある企画です。というのは、CSRは、社会....

「CSR2プロジェクト~集大成と今後への期待~」横浜市立大学CSRセンター長影山摩子弥氏有識者意見「CSR2プロジェクト」は、CSRの取り組みを促すイベントとして、非常に意味のある企画です。というのは、CSRは、社会の期待やニーズに応えるという、現代を生き抜く方法を教えてくれる経営戦略的観点であり、産業廃棄物処理業のみなさんにも不可欠だからです。【CSRの必要性】ですが、廃棄物の処理は、社会に不可欠です。みなさんは、存在自体が社会の要請に応える業種です。にもかかわらず、なぜ、CSRに取り組まねばならないのでしょう?それは、廃棄物の処理が必要であるということと、それを既存の産廃業者にお願いするということとは別だからです。家電や自動車などのリサイクルのしくみがよい例です。国は、動脈産業を逆にたどる形で、リサイクルのしくみを作りました。既存の廃棄物処理業は、必ずしも必要ではないのです。今、環境保全を組み込んだ新たな社会システムが作られようとしています。その中で、ほこりや臭い、騒音で地域に迷惑がられたり、不法投棄をしたり、怖い人たちだと思われていたり、大学を出てまで就くべき仕事ではないと思われていたりするのであれば、既存の産廃業は、新たなしくみから排除される可能性もあります。排除=廃業です。生き残るには、ごみを適切に処理できることを示すだけでは足りません。地域環境の保全や地域人材の育成、雇用、地域福祉への貢献などの実績を上げ、社会にとって有益な存在であることをアピールする必要があります。そのためには、業界を挙げて取り組むことが必要です。【業界で取り組む意義】第1に、業界で取り組めば、CSRに関する知識や取り組み情報を得たり、規模や内容の点でインパクトがある社会貢献をしたり、企業間連携でクライアントのニーズに応えたりなど、中小企業単独では難しいことが可能になります。第2に、1社だけがよい取り組みをしていても、業界全体がダメでは社会の評価は得られません。全体で取り組むからこそ、社会にインパクトを与えられるのです。つまり、業界で取り組むことで、大きな相乗効果(シナジー効果)を生むことができるのです。第3に、以上の結果、業界の底上げが可能になり、淘汰されてしまう可能性があるCSR弱者(何にどのように取り組めばよいかわからない企業)を救うこともできます。CSRの取り組みを一過性のイベントで終わらせず、「CSR2プロジェクト」の内容を、業界の取り組みステージに合った形に変えつつ、今後も継続してゆくことが、産業廃棄物処理業の未来を拓くのです。今後の取り組みに期待します。横浜市立大学CSRセンター長影山摩子弥ああああああああ-78-公益社団法人全国産業廃棄物連合会National Federation of industrial Waste Management AssociationsCSR2プロジェクト報告書CSR2 Project Report 2013